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# セッションとケースについて

この記事では、Aximo でテストを作成するときに関わる **セッション** と **ケース** の違いと使い分け、および実行時に選択できる実行環境とモデルを説明します。

## 概要

Aximo には、テストを実行する単位として **セッション** と **ケース** の 2 つがあります。セッションはその場で内容を指定してすぐ実行するときに、ケースは繰り返し使うテスト内容を保存して管理するときに使います。

## セッション

セッションでは、シナリオ、開始 URL、モデル、Web、デスクトップ、モバイル、または **マルチデバイス** の実行条件を指定して 1 回のテストを実行します。動きを見ながら確認したいときや、手順を調整しながら検証したいときに向いています。

実行後は、結果、ログ、会話、コンソール出力、スクリーンショットなどを確認できます。実行内容を継続的に使いたい場合は、あとからケースとして保存できます。

## ケース

ケースは、繰り返し使うテストケースを保存して管理するための単位です。**新規ケース** から作成する場合は、タイトル、シナリオ、開始 URL などを最初から整理した状態で登録できます。モバイルでは利用するデバイスやアプリの設定、Web では API 実行時に使うホスト名オーバーライド、デスクトップでは実行に使う登録済みデバイスを保持できます。組織で有効な場合、マルチデバイス セッションをケースとして保存すると、複数デバイスの構成もそのまま保持できます。

保存したケースは一覧で管理し、[ディレクトリで整理](https://help.aximo.autify.com/features-ja/test-case-creation/pages/EAJETQIHrkohzFY6KwLX#ディレクトリでケースを整理する)できます。必要なときに単体で実行できるほか、API トリガーを有効にして外部から呼び出したり、プランに追加してまとめて実行したりできます。

## 使い分け

* まず試したい: セッション
* 最初から整理して管理したい・何度も同じ確認をしたい: ケース

セッションで試した内容は、あとから **ケースとして保存** できます。最初から整理して管理したいテストは、はじめからケースとして作成しておくと、プラン追加や API 連携につなげやすくなります。

## 実行環境

セッションとケースは、ブラウザー実行とモバイル実行で使える実行先が異なります。テストを始める前に確認してください。

{% hint style="warning" %}

* **デスクトップ** は、組織で BYOD が有効で、登録済みデバイスがある場合のみ利用できます。
* モバイルテストは、セルフホスト環境では利用できません。
  {% endhint %}

| 実行環境     | セッション | ケース | 実行先                                                   |
| -------- | :---: | :-: | ----------------------------------------------------- |
| Web 環境   |   ✓   |  ✓  | Aximo が用意するブラウザー実行環境                                  |
| デスクトップ環境 |   ✓   |  ✓  | 登録済みデバイスとして接続した自分のマシン上のブラウザー（Windows / macOS / Linux） |
| モバイル実行環境 |   ✓   |  ✓  | 選択した iOS または Android の実機デバイス                          |

### Web とデスクトップの使い分け

ブラウザーを使うテストでは、**Web** と **デスクトップ** のどちらで実行するかを選びます。

* **Web**: Aximo が用意するブラウザー実行環境で動作します。Aximo 管理のブラウザーで手早く実行したいときの既定の実行先です。
* **デスクトップ**: CLI で Aximo に接続した自分のマシン上のブラウザーで動作します。社内ネットワーク経由でしかアクセスできない環境や、ローカルで動作しているアプリケーションをテスト対象にしたい場合に使います。利用にはあらかじめマシンを登録しておく必要があります（[登録済みデバイスの管理](/features-ja/settings/registered-devices.md)）。

### マルチデバイス

組織で有効な場合、**マルチデバイス** は 1 つのシナリオで複数の **Webブラウザ** や **モバイルデバイス** を連携させる実行モードです。新規テストセッションで使えるほか、マルチデバイス セッションをケースとして保存し、単体実行やプラン実行にも利用できます。登録済みデバイスを使うデスクトップ実行は、このモードには含まれません。

## 実行上の制限

セッションとケースには、実行単位や実行環境による制限があります。

| 操作                     | 扱い                                                                                          |
| ---------------------- | ------------------------------------------------------------------------------------------- |
| 複数デバイスで同時に実行する         | 組織で有効な場合、セッションでは **マルチデバイス** を利用できます。マルチデバイス セッションをケースとして保存した場合は、その構成のまま単体実行やプラン実行にも利用できます。 |
| セッション中にアプリをインストールする    | アプリは実行前にメモリーへアップロードし、セッション開始時に選択します。                                                        |
| 前回セッションの状態を引き継ぐ        | セッションごとに新しい環境から開始します。                                                                       |
| 全ユーザー、全ページ、全デバイスを対象にする | 範囲が無制限のテストには対応していません。                                                                       |
| API レスポンスをモックして返す      | ネットワークレベルのインターセプトには対応していません。                                                                |
| 実行環境を破壊する可能性がある操作を実行する | ファイル削除、システム停止、重要な設定変更などは実行できません。                                                            |

## モデル

セッションやケースの実行ごとに、使用するモデルを選択できます。モデルによって特性とクレジット倍率が異なります。

| モデル               | 特性                | Web のクレジット倍率（ステップあたり） | モバイルのクレジット倍率（ステップあたり） |
| ----------------- | ----------------- | :-------------------: | :-------------------: |
| Claude Haiku      | 最速かつ最も経済的         |          0.5x         |          1.0x         |
| Claude Sonnet（既定） | 速度と性能のバランス        |          1.0x         |          1.5x         |
| Kimi K2.5         | オープンソースの有力モデル     |          0.5x         |          1.0x         |
| GPT-5.4           | 速度と性能のバランス        |          1.0x         |          1.5x         |
| GPT-5.4 Mini      | 最速かつ最も経済的         |          0.5x         |          1.0x         |
| GPT-5.5           | 最も高性能な OpenAI モデル |          2.0x         |          2.5x         |

モデルを選択するタイミングは、セッションとケースで異なります。

* **セッション**: 新規セッションの作成時に選択します。
* **ケース**: ケースには既定のモデルを保存しません。実行ごとに **Run** モーダルで選択します。

どちらも初期値は **Claude Sonnet** です。

{% hint style="info" %}
**Kimi K2.5** はすべての組織で利用できます。OpenAI の GPT モデルは、組織で有効化されている場合のみ選択できます。有効化を希望する場合は営業担当者までご連絡ください。
{% endhint %}

## 参考情報

* [利用状況・クレジットの確認](/features-ja/settings/usage-and-credits.md)
